広告電通賞とは
広告電通賞は、1947年12月に創設された日本で最も歴史ある総合広告賞です。優れた広告コミュニケーションを実践した広告主を顕彰することにより広告主の課題解決の道を広げ、日本の産業・経済・文化の発展に貢献することを目指しています。
賞の運営は、公的機関である「広告電通賞審議会」によって行われており、取り扱い広告会社・制作会社にかかわらず、すべての広告主に応募資格があります。
選考は、全国の広告主・媒体社・クリエーター・有識者ら約500名から構成される広告電通賞審議会の選考委員によって行われます。日本をはじめ世界各国には数多くの広告賞がありますが、これほど多くの選考委員を組織し、幅広い領域を網羅している賞は少なく、日本の広告界を代表する広告賞として高く評価されています。
広告電通賞では、社会環境や時代の変化に対応すべく常に様々な見直しを続けております。
各賞の名称と内容(7部門・25カテゴリー)
最高賞(賞金100万円)
各部門で最も卓越した作品の広告主に贈られます。部門内の各カテゴリーの金賞から1点が選抜されます。
金賞(賞金30万円)
部門内の各カテゴリーにおける、第1位作品の広告主に贈られます。
ただし、最高賞に選ばれたカテゴリーの金賞は繰り上がるため、「該当なし」となります。
※エリアアクティビティ部門はカテゴリー区分を設けていないため、第1位作品が最高賞となり、2位作品が銀賞となることから金賞はありません。
銀賞(賞金20万円)
部門内の各カテゴリーにおける、第2位作品の広告主に贈られます。
総合賞(賞金200万円)
最高賞を受賞し、かつ広告活動に特に優秀な成果を挙げた広告主に贈られます。
特別賞(賞金100万円)
下記の3つの視点より、最終正副委員長会で推薦があった場合に、審議されます。
【For Influence】
商品(サービス)訴求やブランディングの枠を超え、広く世間の注目を集め話題となった広告作品・ソリューションを制作した広告主に贈られます。
【For Continuation】
良質なキャンペーンを長期にわたって展開し、ブランディングに大きく貢献した広告作品・ソリューションを制作した広告主に贈られます。
【For Good】
広告やソリューションを通じて社会課題の解決に貢献し、ブランディングにも大きな成果を上げた広告主に贈られます。
SDGs特別賞
持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて、広告にできることを真摯に模索した広告主と作品に贈られる、「もうひとつの特別賞」です。
※SDGs特別賞のみへの応募はできません。
●SDGs特別賞(賞金100万円)
応募全作品中の第1位の作品の広告主に贈られます。
●SDGs特別賞優秀賞(賞金20万円)
応募全作品中の第2位、第3位の2作品の広告主に贈られます。
地区賞
● 地区広告賞(賞金20万円)
名古屋・九州・北海道の各地区における、応募全作品中の第1位作品の広告主に贈られます。
● 準地区広告賞(賞金10万円)
名古屋・九州・北海道の各地区における、応募全作品中の第2位作品の広告主に贈られます。
※地区賞は上記各地区選考で選考されます。
部門・カテゴリー一覧
プリント広告部門
A. 新聞-商品・サービス
B. 新聞-企業・公共
C. 新聞-シリーズ
D. 雑誌
オーディオ広告部門
A. 第1(~20秒)
B. 第2(21秒~120秒)
C. シリーズ(~180秒)
フィルム広告部門
A. 商品I
B. 商品II
C. サービス・文化
D. 企業・公共
E. スポット・短尺(上期)
F. スポット・短尺(下期)
G. 長尺I
H. 長尺II
I. シリーズI
J. シリーズII
OOH広告部門
A. プリント
B. サイネージ
C. インフルエンス
ブランドエクスペリエンス部門
A. コーポレート・団体
B. プロダクト・サービス
エリアアクティビティ部門
イノベーティブ・アプローチ部門
A. ニューコミュニケーション
B. テクノロジー
C. データ
選考の流れ
● 選考は広告電通賞審議会が選任する選考委員によって行われます。
● 選考委員の数は全国5地区(東京・大阪・名古屋・九州・北海道)合計で約500名です(2024年11月現在)。
地区賞選考:名古屋・九州・北海道の各地区における応募作品の第1位(地区広告賞)第2位(準地区広告賞)候補作品を選出します。
最終選考<最高賞>:最終選考<入賞>で選出された金賞候補から各部門の最高賞候補を選出します。
※今後の状況により予定を変更する可能性があります。あらかじめご了承ください。
ご記入いただく個人情報について
●応募に際して入力していただく個人情報は、広告電通賞以外の目的で使用されることはありません。
詳細は、プライバシー・ポリシーをご覧ください。